新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。
新コロがやっかいなのは、無症状感染者が一定数いて、知らず知らずのうちに他人に移してしまっているという点です。
自分も相手も、いま感染していないことがわからない状況では、3密になる行動を避けるしかありません。
しかしこれまでの社会は密が当たり前に存在していた世界で、その環境で慣れきって過ごしてきた人の中には、急に「3密を回避する行動を取れ」と言われて戸惑ってしまったり、ストレスに感じる人も多いかもしれません。
なので、アフターコロナの世界では、有効な治療薬やワクチンが開発されるまでの間、3密を回避する「新しい社会様式」が取り入れられるでしょうが、一方でテクノロジーなどを駆使して「3密でも感染リスクを回避する」動きが出てくるのではないかと予想しています。
単なる思い付きだが、こんなの出来ないかな❔目に見えない空気のカーテンで、飛沫をシャット。スーパーで見かけるオープン式冷蔵ケースで気流制御技術はある程度確立しているみたいだし、オゾンやプラズマ、次亜塩素酸の発生技術と組み合わせれば面白いかも。飲食店や公共施設など、使える場所は多い。 https://t.co/w2CrAQ49Nk pic.twitter.com/VU20OzqUPV
— JSM未来研 / Shin Joshima, Ph.D. (@Shin_JSM) August 8, 2020
たとえば世の中には、「エアーカーテン」という技術があります。スーパーマーケットなどにある扉のないオープンタイプの冷蔵ショーケースは、気流のカーテンをつくって、冷気が外部に逃げてしまわないよう制御しています。

この技術を応用し、飛沫の動きを空気のカーテンで制御すれば感染予防に役立つでしょう。
また、空気のカーテンに、空気清浄機などで使われているプラズマや帯電水微粒子、次亜塩素酸、オゾンなどの発生装置を組み合わせることも容易に考えられます。
気流のカーテンを使って飛沫が相手に届かないようにする装置を飲食店のテーブルに組み込めば、コロナの感染を気にせず今までのように自然に食事と会話を楽しめるようになるかもしれません。
最近はサービスセンターの窓口やスーパーのレジなどに、プラスチック製の透明なついたてが設置されていますが、あれも空気のカーテンにすればより自然に飛沫感染を防ぐことができるでしょう。

3密でも感染リスクを回避できる方法が見つかり普及すれば、経済は一気に回復するでしょうね。