【管理職不要論】生産性の低い日本企業の立て直しには経営者・管理職・人事の入れ替えが必要か

オフィス、書類

ここにきて管理職不要論が浮上してきています。

テレワークなどの導入で社員の働き方が急速に変化している中で、
いまだに管理職の働き方や役割が変わっていない会社が意外と多いことに気づかされます。

 

これからは製造業や多くのサービス業が
柔軟にデジタルツールを使いこなして業務の効率化を図り、
AIやIoTを必要に応じて取り入れながらビジネス展開していく必要があります。

そのためには、事業の方向性組み立て方人材活用の方法
根本から変えていかなければなりません。

 

しかしながら多くの日本企業は、一般社員より
意思決定権を持った経営陣管理職人事関係者の多くが
こうした先端技術に無頓着な人が多いのが現状です。

会社の意思決定者が、デジタルツールやAI, IOTを駆使した
会社の未来像を描ききれていないため、
相変わらず旧世代のやり方を踏襲し続けています。

 

 

日本企業のビジネスパーソンの多くは、科学リテラシーや一般教養の習得にあまり価値を置かず、日常的に学習することに慣れていない人が多い。このため彼らはデジタル化され激変する社会の未来図が想像できず自らの思考や行動を変えることがなかなかできないでいる

また、経営・管理職・人事の意思決定者の中には、変えること自体がこれまでの自分たちを否定することになると恐れている人たちもいることが、コンサルをやっていてわかりました。

そんな人たちが企業の意思決定を行っていると、企業は上から変革することができないため、日本企業は世界の成長から取り残されつづけます。

日本企業は30年間もデジタル化の変革を放置したため、
諸外国に比べて生産性が低下したとも考えられます。

いい加減、経営者・管理職・人事の入れ替えが必要かもしれない。

 

筆者自身、日本にいると気づきにくかったのですが、

実際海外で働くと、日本企業の生産性は主要先進国の半分以下といわれているのが
ものすごくよくわかります

この30年間で主要先進国の実質賃金が2倍になっているのに、
日本の実質賃金は逆に減っており、日本の労働者が貧しくなってしまいました

 

企業の稼ぐ力が小さいのに加えて、労働分配率も低いため、同じだけ働いても海外の人よりも給料が少ない。

これでは優秀な人材がどんどん海外に流出してしまいます。変わらなければ日本は経済的につぶれてしまうでしょう。

 

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学力よりも学習力が問われる時代といわれていますが、それはある程度の学力があったうえでの話です。

コンサルの仕事や企業での自らの勤務経験を通して様々な企業の社員をみてきましたが、有名企業の社員であっても学力不足が深刻です。一般教養、特に科学リテラシーが壊滅的状態の方が多数で、学習力以前に基礎学力が問われています。

ネットワーク力が重要で、基礎学力なんて対して重要でないという意見もありますが、わたしはネットワーク力を持っている人こそ、基礎学力が大切だと考えます。

いくらネットワーク力で自分が知らない世界と結びついても、基礎学力がなければ知らない世界の表面上のことしか理解できず、自分の持っている他の「知識」「経験」「アイデア」と結び付けることが難しくなります。

日本企業のイノベーションの機会損失を防ぐためにも、基礎学力を重視するような人事システムの変更や経営者・管理職・人事の意識改革が必要です。