あべのハルカスに行ってきた

開業から1年半以上経過、、クライアントとの打合せ前の寸暇を利用して(笑)

あべのハルカスに行ってきた。

日本で最も高い高層ビル(高さ300m)

abeno harukas

あべのハルカスは高さ300mで現在日本一。世界ランキングではビルの高さは100位前後だが、地震の多い国でこのクラスのビルを建築するには世界トップレベルの建築技術が要求される。

せっかくなので、アベノハルカスの展望台に上ってみた。平日の朝なので、並ぶことなくエレベーターで一気に展望台へ。標高約300mのオープンデッキの開放感がたまらなく気持ちいい。

observatory_harukas

40過ぎのおっちゃんが、スーツ姿でクリームたっぷりのあまーい「SKY GARDEN 300 サンセット ラテ」を楽しむ。至福のひととき。休日の混雑時ならかなり浮いているかも知れないが、平日の朝なので人が少なく、ゆっくり楽しめた(笑)。

SKY GARDEN 300 サンセット ラテ

容器に夕焼け色の「あべのべあ」が印刷された、サンセットラテ。

 

少し時間があったので、お約束?の展望台での自分の家探しをやってみたりする。

展望台からは、天候等の条件がよければ、明石海峡大橋や関西国際空港、淡路島や小豆島が見えるとのこと。

top_view_harukas

世界一は、なんと828m!

ちなみに、世界で最も高いビルは、828mのブルジュ・ハリファ(ドバイ・2010年竣工)。さすがに建設途中でも周りの高層ビル群とは比較にならないくらい高かったのを強烈に覚えている。

ブルジュ・ハリファの展望台は、ハルカスよりもさらに高い452mで、しかもオープンデッキ。機会があれば今度行ったときに是非のぼってみたい。

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建設途中のブルジュ・ハリファ(2008.11撮影)

 

日本にも超高層ビルの構想があった

世界では、ブルジュ・ハリファよりも高い1000m超の超高層ビルの建設計画が次々と発表されている。

しかし、日本でも超高層ビルディングの検討がなされていた時代があった。大成建設の、「超超未来都市構想 X-SEED 4000」である。4000m、800階建の巨大建造物に160万人が生活する巨大未来都市が1990年に発表された。(参考サイト:大成建設140周年記念サイト-未来プロジェクト

実現には莫大な費用と工期を要するため、さすがにバブル崩壊後、人口減の日本では実行までにはいたっていないが、それでも技術的な検討に加えて、社会科学などの種々の見地からこの未来都市が研究されたことは大変意義深いことである。

 

あべのハルカスはいつまで日本一高いビルなのか

先日、三菱地所が東京駅前の大手町に高さ約390mの超高層ビルを建設するとのプレスリリースがあった。

(参考記事「常盤橋街区再開発プロジェクト」計画概要について(三菱地所ニュースリリース2015.8.31)

といっても、完成は2027年予定とのことで、まだまだ10年以上も先の話だ。しばらくはあべのハルカスが日本一高いビルのようだ。