テレビのHDMIポートが足りなくなったので、リモコン付きのHDMI切替器BSAK302を購入

HDDレコーダーやビデオカメラ、PCなど、HDMI出力可能な機器が増えてきているが、我が家のテレビのHDMI入力端子が足りておらず、HDMIセレクター(切替器)を導入した。

導入したHDMIセレクターは、iBUFFALOのBSAK302(3台用)という機種で、HDMI出力がついた機器を3台まで接続できる。切り替えは自動でなく手動で、本体のボタンを押すか、リモコンで切り替えるようになっている。

自動切換タイプの機器も市販されているが、接続環境や使い方によっては手動切替のほうが使いやすいので、慎重に選ぶ必要がある。

実はiBUFFALOのBSAK302にする前に、自分の接続環境や用途をあまり考えず、単に自動切換えが便利そうだという理由で他メーカーの自動切換のHDMI切替器を購入、失敗した苦い経験がある。選定には十分注意されたい。

 

HDMI切替器が手動切替のほうが良いケース

下図は、我が家のテレビの接続例である。

テレビにはHDMIの入力が3系統あって、2系統は背面、1系統は側面にある。背面2系統のうち1系統を最も使用頻度の高いBD/HDDレコーダー(DIGA)に接続し、残りの背面1系統にHDMI切替器を接続、Fire TV Stick、HDDレコーダー(Baffalo DVR-W1/1.0T)、メディアプレーヤー(同 LT-H90DTV)をそれぞれつなげている。

HDMI切替器の接続図

 

 

 

 

例えばここでFire TV Stickを使いたい場合、テレビのリモコンでHDMI2を選択し、その上でHDMI切替器でFire TV Stickを選択する。手動切替であれば、本体のボタンかリモコンで切り替えるのだが、自動切換のタイプなら、Fire TV Stickの信号電流を検知して自動で選択してくれる。

しかし、もしFire TV Stickをまだ使っているのに、予約録画等でHDDレコーダー(Baffalo)の電源が入ったら、Fire TV Stickを使っている最中でもHDDレコーダーの画面に自動的に切り替わってしまう。(iBUFFALOのBSAK302は手動切替タイプなのでその心配はない。)

Fireで映画を視聴中、HDDレコーダーの予約録画画面に突然切替るのは興ざめである。また、ゲームで盛り上がっている最中にそうなっても多分腹が立つだろう。

 

HDMI切替器が自動切替のほうが良いケース

もし、他の機器が途中で電源が入る心配がない場合は、自動切換タイプのほうがよいかもしれない。何せ、接続機器の電源を入れたら勝手に切替わってくれる。接続環境に応じて十分検討、選定されたい。