LandiskがWindows10で認識しない時に確認すること

普段使っていたNASに突然アクセスできなくなった。

NASはLANDISK HDL-2.0A/E(アイ・オー・データ製)。2013年に導入。ファミリーユースの共有ファイルサーバとして、写真やムービー、音楽ファイル、家族それぞれのファイル置場としてトラブルもなく使っていた。それが突然わたしのPC(X205TA Windows10 32bit)から認識しなくなったので、一瞬焦ってしまった。

しかしよくよく考えてみると、家族のPC(Windows7)やスマホ(iPhone/Android)から問題なく接続できるので、どうもNASのせいではなく、わたしのPCに問題があるようだった。

調べてみると、Windows10のUpdateに伴って、通信プロトコル(SMB1.0)がオフになってしまったようだ。対策方法もアイ・オー・データで公開されていた。

Windows 10 の SMB 1.0 を有効にする[PDF](アイ・オー・データ機器)

 

基本、これに沿って設定していって解決しました。

 

但し、Windowsのバージョンアップでコントロールパネル」という表記がなくなっていてみつけられず、この通りにスッといかない方もおられると思いますので、以下に補足します。

 

1.Windows10 画面左下の「田マーク」を押して、歯車のマーク「設定」をクリック。

2.出てきた「Windowsの設定」画面の検索窓に、「Windowsの機能の有効化または無効化」と入力して検索すれば、設定画面が出てきます。

 

【補足】WindowsのアップデートでSMB1.0が外れたのは、セキュリティ的な問題もあるためで、SMB1.0にするときは万一の場合の対策をとっておきましょう。アイ・オー・データの設定資料にもそのことに言及されています。

【ご注意】SMB 1.0は現在のセキュリティ脅威に対して万全ではありません
最新のセキュリティ更新プログラムの適用や、セキュリティソフトを最新にしてお使いください。

また、万が一ランサムウェア等の影響を受けた際にも復元ができるよう、システムやデータはこまめにバックアップし、復元手順を含めた備えを実施してください。
I・O DATA Windows10のSMB1.0を有効にする[PDF]

 

なので近いうちに新しいNASに更新しようと思います。
今のところ候補は、アイ・オー・データのHDL2-AA4/Eを考えています。

日本製で3年保証、2台のHDDによるRAID1のミラーリング、信頼性の高い国内メーカーの電解コンデンサー(これがポイント高いです!)、WD製HDD使用(これもポイント高いです!!)、HDDドライブを簡単に自分で交換できる構造、履歴差分バックアップ機能など、かなり進化しています。

2003年から、これまで家庭用のNASを5台乗り換えてきた中で、アイ・オー・データのが安定していたので、これからも特にトラブルがなければアイ・オー・データのを使う予定です。