コードレス電話の子機の充電がうまくいかない時に試してみること3点

10年以上前に買ったFAX電話機(パナソニック おたっくす KX-PW505-S)の子機の充電がうまくできなくなりました。わずか数分の通話で通話が切れる状況。

以前も同じ状況になったのですが、簡単なメンテナンスで毎回復活しているので紹介しておきます。

 

該当する子機は接触式。充電台と子機本体底部に金属の端子がついているタイプです。パナソニック製以外には、シャープ製の子機が同じような構造をしています。こちらもオフィスで使用していて、何年かすると充電できなくなるのですが、同様の方法でメンテナンスしています。

 

なお、必ずコンセントを抜いて、バッテリーをはずしてから、自己責任でお願いします。

 

充電台の端子、子機の端子を清掃する

充電台と子機は、わずか数ミリの接点で接触しています。接点が汚れたり、さび付いていると、充電台から子機に電気が供給されず、充電がうまくいかなくなります。

そこで、まずは充電台の端子、子機の端子を清掃してみます。

清掃の仕方はいろいろありますが、簡単にできる方法として、私はいつも綿棒で乾拭きしています。綿棒で端子を乾拭きすることによって、軽い汚れやさび(酸化膜)は取れるので、接触が良くなって回復する場合が多いです。

 

充電台の端子、子機の端子の当たり具合を確かめる

充電台と子機の端子がきれいになっても、端子どうしがうまく接触していないと、電気は供給されません。

長年使っているうちにばねがヘタってきたり、金具の曲がり具合が変わってくると、充電台の端子が、子機の端子にうまく当たらなくなってきます。そんな時は、金具の調整で直る場合があります。

具体的には、充電台の端子の曲がり具合を少し調節して、子機の端子との接触具合を調整するのですが、微妙な調整が必要なうえ、間違えると故障や火災等の原因になるので、うまく当たっていない時は、メーカー等の専門家へ修理を依頼しましょう。

 

電池を交換する

もし、接触を確かめてみて、端子どうしどう見てもうまく接触しているのに充電がうまくいかない場合は、電池が消耗しているのかもしれません。

コードレス電話の子機には、ニッケル水素電池などの2次電池(充電できる電池)が使われています。ニッケル水素電池などの2次電池には寿命があります。数年も使っていると、電池が劣化してきて充電できなくなります。

 

10年も前に買った電話機だと、同じ型番の電池が売っていないことが多いですが、有名メーカー品だと後継の同等品が販売されていることが多いです。

わが家のKX-PW505の子機の電池にはKX-FAN50が入っていましたが、BK-T404が同等品として販売されているようです。

 

パナソニック

KX-FAN50→BK-T404
KX-FAN51→BK-T407
KX-FAN52→BK-T405

シャープ

M-003→BK-T406